今の時代に合っている?定年後の医療保険の見直し方

(写真=stockfour/Shutterstock.com)

人生100年といわれる時代です。平均寿命は男女ともに上がる一方で、女性は87歳、男性は80歳にまで伸びました。寿命が長いと、定年後も趣味やレジャーを楽しむ機会が増えるという楽しみがあります。その反面、男女ともに定年後のお金のことやリスクについて良く考えておかなければならないという難しさがあります。

歳を重ねるごとに増えるリスクとして「病気リスク」があります。健康に対する不安が年々高まる定年後に必要な備えとはどのようなものでしょうか。

定年後の医療保険について考えておきたいこと

定年後の期間が長いからこそ、病気や怪我のリスクから目を背けて生活することは難しくなります。

生命保険文化センター「平成28年度 生活保障に関する調査」によると、自分自身がけがや病気をすることに対して「不安感あり」と答えた人は90.1%となっています。「なぜ不安感があるのか」についての内訳では、「現在の準備では費用がまかなえない」「保障対象外の先進医療の費用がかかる」が3割を超えています。多くの人が怪我や病気のリスクに対する不安を抱えていることがよくわかるデータです。

また、「公的医療保険で自分の医療費をまかなえると考えているか」という調査に対して「まかなえると思っていない」と答えた人が5割に上っていることも興味深いデータです。公的な医療保険とは国民健康保険などを指しますが、すべての診療に適用されるわけではなく適用されても負担が発生するという特徴があります。たとえば、3割負担の場合に医療費が10万円なら3万円は自己負担しなければなりません。

怪我や病気の治療費といった金銭的なところに多くの人が不安を抱え、その不安は公的医療保険だけでは払拭できていないという現実があります。

定年後の医療保険に特約付加でさらなる備えも

生命保険文化センター「平成28年度 生活保障に関する調査」では、約84%の人が「病気や怪我の準備をしている」と答えています。準備の内容は「保険」と答えた人が7割に上ります。公的な保険ではまかないきれないと考えている人たちは、自由加入の保険によって病気や怪我のリスクに備えている割合が高いようです。同調査では、入院時の自己負担費用の充当手段として保険を上げた人が7割以上だったという結果もでています。

保険はいざというときの助けになってくれる有効な手段ですが、「保険に加入していれば大丈夫」「どんな保険でも加入していれば備えになる」というわけではありません。医療保険にも種類があります。保険によっては、入院給付金が支払われるのが4日目からだったり、先進医療特約が付帯していなかったりする場合もあります。若いころに加入した保険の場合、現在の医療事情に合わないというケースも見受けられます。

準備が心許ないという理由で保険そのものに新たに加入するのではなく、既に加入している保険に特約を付加することでさらなるリスクの備えにする人もいます。たとえば、先進医療特約を付加することにより、白内障手術で高度な治療を受けることができるようにするなどといったケースがこれにあたります。

先進医療の保障に関しては、常に厚生労働省の定義に連動しています。先進医療特約を付加することにより、新たな先進医療が増えても保障の対象になるというメリットがあります。時代の変化に伴い治療方法の変化はめまぐるしく変わります。最低でも今何かあった場合「自分はいくらもらえるのか」把握しておきましょう。

最後に

保険加入後は必ず特約を付けなければいけないというわけではありません。特約の取捨選択を行い、不要な特約を外して必要な保障だけにすれば保険料負担をおさえることができます。反対に加入済みの保険に先進医療特約などを付加し、備えを厚くすることができる可能性があります。

自分にとって役立つ保険はどんなものなのか、「いざというときのリスク」を想定しながらいろいろな保険を比較検討してみましょう。

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