学資保険は必要?デメリットから考えるその必要性

gakushi
(写真=MPIX/Shutterstock.com)

学資保険は、貯蓄できる、生命保険の代わりになる、保険料が生命保険料控除の対象になる、満期になると返戻率が100%を超えるものがあるなど、多くのメリットが存在します。しかし、当然加入することによるデメリットも存在するため、なるべくリスクを低く抑えた学資保険の選択が必要となります。学資保険の3つのデメリットを確認し、加入する必要性について考えていきましょう。

学資保険とは

学資保険とは、子どもの教育資金を確保するために加入する保険商品です。毎月保険料を払って満期を迎えると、学資金として保険金が支払われます。

貯金と異なる点として、学資保険では親が死亡した場合、残りの保険料の支払いが免除される仕組みとなっており、万が一の場合であっても子どもの進学費用などを確保できます。また、多くの学資保険では満期を迎えると総支払額より多い金額を受け取ることができます。

子どもが小学校入学から大学卒業までにかかる費用は想像以上に高く、学資保険への加入を考える人は少なくありません。文部科学省が発表した「平成26年度 子供の学習費調査」、「平成28年度 学生納付金調査結果」、「平成26年度 初年度学生納付金の調査結果」によると、子どもの入学金を含めた年間学習費の平均は以下のとおりです。

学資保険では、小学校から大学入学まで段階的に学資金を受け取ることができるタイプや、大学入学時に一括で受け取るタイプなど、さまざまなコースがあります。特に、私立に進学すると学習費は一気に高くなるため、学資保険の有用性も上がるでしょう。

学資保険のデメリット3つ

学資保険は貯蓄性が高い保険商品ですが、以下の3つのデメリットが存在するため、加入を希望する場合は十分に考慮しておく必要があります。

1. 手元に資金が残りづらい

学資保険では保険料の支払いによって強制的に貯蓄することが可能ですが、手元にお金を残しておくことができないため、緊急時の選択肢が一気に狭まることになります。例えば、保険金が下りない事故や病気にかかった場合には、学資保険を解約しなければならない可能性があります。

2. 元本割れのリスクがある

学資保険のなかでも医療保障が付属する商品や、学資保険を途中解約した場合は返戻金よりも支払った保険料のほうが高くなり、元本割れする可能性があります。

3. インフレに弱い

学資保険は加入時の金利で満期に支払われる返戻金が決まります。そのため、金利が低い時期に加入し、金利が上昇していった場合、積み立てた金額と比較してほとんど増えていないケースも十分考えられます。特に、現在の日本は2016年にマイナス金利政策を導入したことから、低金利時代を迎えているため学資保険の魅力はあまり高くないといえます。

加入したほうがいい場合とは?

学資保険にはデメリットもありますが、それでも加入したほうがいい場合を紹介します。

加入時点で貯蓄があまりなく、将来的に学費を払えるか不安を感じる人は学資保険が候補にあがってきます。収入が少なかったり貯金が苦手だったりする人にとって、学資保険は強制的に貯蓄ができる点や、返戻率が高い学資保険を選ぶとお金が増えて戻ってくる点は大きなメリットとなります。

親に万が一のことが起きて収入が大きく減少した場合、子どものライフプランは大きく変化するため、何かしらの対策を施しておく必要があります。生命保険に入っていない人や、加入する保険の数をなるべく減らしたいと考えている人にも、学資保険はとても有効な選択でしょう。その場合、学資保険は医療保障付属のものや医療保障特約をつけることも検討しておきましょう。

リスクもしっかり考えて検討しよう!

自分でしっかり貯金を行い、子どもの養育費を確保できる見込みがあるならば学資保険は必要なく、万が一の場合への備えは生命保険でカバーするという選択肢もあります。

少しでも不安があるならば、学資保険に加入して将来に備えておきましょう。ただし、学資保険は保障内容を充実させると元本割れを起こす可能性もあるため、リスクとリターンを十分に考慮して決める必要があります。

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