ペット保険は既往症があっても入れる?健康なうちに加入する理由とは?

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(写真=Irina Kozorog/Shutterstock.com)

ペットには国民皆保険制度や診療報酬点数のような制度はないため、病院で診療や治療を受ける費用は全額自己負担であり、自由診療のため費用は病院ごとに異なります。診察や治療をするときに費用を聞いて驚くこともあるかもしれません。

しかし、ペット保険に加入していれば、万一のけがや病気のときに病院にかかっても費用の負担を抑えることができます。ペット保険の概要と持病や既往症がある際の加入の可否などについて説明します。

ペット保険とは?

ペット保険とは、保険の対象にする動物のけがや病気の治療、手術を受けたときにかかった費用を限度額や一定割合の範囲内で補償する保険です。ちなみに保険に加入できるペットの種類は保険会社により異なります。多くのペット保険が犬と猫を対象にしており、一部の保険ではウサギや鳥などの小動物も対象にしています。ペット保険の運営会社は損害保険会社と少額短期保険会社があります。

ペット保険の主な補償は「通院」「入院」「手術」の3種類です。このほかにも保険会社ごとにさまざまな補償範囲や工夫があり、申込者がペットの特徴をみながら選んでいきます。

通院:医療機関に通ったときが対象です。診療費、処置費、処方薬代などが対象
入院:入院したときが対象
手術:手術をしたとき、手術中の麻酔などに対して補償

また、補償金額の算出方法には、定率補償型と実額補償型と呼ばれるタイプがあります。

定率補償型は、治療費の何%かを補償してくれる保険です。30・50・70%など各社さまざまで、定率が高いほど、毎月の保険料は高くなります。メリットは、治療費に関係なく一定の割合の金額を負担してくれることですが、保険会社の支払額には上限が定められています。一方、実額補償型は治療費の全額を補償してくれる保険です。しかし、こちらも保険会社の支払額には上限が定められています。

どちらの補償型が良いのかは、補償内容と保険料のバランスをみて選ぶようにしましょう。

現在治療中の病気やけがは補償される?

ペット保険は加入後に起きたけがや病気に備えるための保険です。そのため、現在治療中の病気、けがなどは補償の対象にはなりません。加入時には、契約者の申告や獣医師の診断書などが必要になります。

また、補償の対象にならないものとして、契約者やペットの故意や重大な過失によるもの、自然災害による被害を受けたもの(一部の保険会社、少額短期保険会社で対象となる可能性もある )があります。また、犬パルボウイルス感染症、ジステンパーウイルス感染症などワクチン接種をすることで疾病の発症を防ぐことができる病気などは支払いの対象になりません(しかし、予防措置の有効期間内である場合は除く)。

では、持病がある場合、ペット保険に加入できるかどうかというと、既往歴や治療を受けている病気を指定して一律加入はできないと判断する会社と、条件付きで加入できる会社があるようです。加入できない病気を指定している会社でも病気の種類の多い少ないがあるため、病気の種類を確認する必要があります。条件付きで加入できるというのは、人間と同じで、持病の治療は補償しないが、それ以外に発症したけがや病気は補償するなどというタイプです。

遺伝性疾患や先天性異常遺伝性疾患などは、保険責任開始前に獣医師の診断により発見されているものは対象外ですが、補償の対象になる会社もあります。また、妊娠や出産などに対する補償に関しても異常分娩や母体救命措置として行われた帝王切開など、獣医師が特に必要と認めた治療は補償されたりします。

このように補償条件などは保険会社によって異なりますので、約款をみてペットに合わせた補償内容を選ぶと良いでしょう。

まとめ

ペットの保険は、持病や既往症などがあると加入しにくいという点では、人間の保険と変わりません。しかし、人間の場合、持病や既往症があっても加入しやすいという保険にもいろいろな種類があるため、ペットの保険の方が選択肢が狭いかもしれません。できれば、ペットも人間も健康なうちに保険に加入すると良いのではないでしょうか。

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