医療保険への加入を考えるならば20代から

(写真=racorn/Shutterstock.com)

あなたが今、ケガや病気で入院することになった場合、治療費を貯金などから支払うことができますか。

入院した場合には、健康保険に加入していてもある程度の自己負担が必要です。ケガや病気の程度によっては、長期の入院になることもあります。そのような治療にかかる費用を、せっかく貯めた貯金から捻出するよりも、医療保険で備えておくのはいかがでしょうか。

医療保険の特徴

ケガや病気で治療が必要な場合の入院費や通院費を補うための保険商品が「医療保険」です。ただし、一言に医療保険といってもさまざまな種類があるので、ここではわかりやすく6つに分けて説明します。

・ 終身医療保険
・ 定期医療保険
・ 女性向け医療保険
・ 貯蓄型医療保険
・ 引受緩和型医療保険
・ 無選択型医療保険

終身型医療保険
文字通り、一生涯の医療保障を得ることができます。また、保険料が一定なので、家計に組み込みやすいといえます。

定期医療保険
特定の期間だけ医療保障があるというもので、終身医療保険に比べて保険料が割安なのが特徴です。

女性向け医療保険
一般的な医療保険の保障に加え、女性特有の病気に対しての保障が充実している保険です。女性特有の病気(子宮筋腫、卵巣機能障害など)や、男性もかかる病気でも女性の方がかかりやすい病気(鉄欠乏性貧血、低血圧症など)、妊娠出産に関するもの(切迫流産、帝王切開など)も対象になる商品があります。

貯蓄型医療保険
5年や10年など一定期間入院などの給付を受けなかった場合に、健康祝い金として10万円などの一時金を受け取れるものです。ただし、その分保険料が割高になります。

引受緩和型医療保険
無選択医療保険
持病や健康上の理由があっても加入しやすい医療保険です。

なぜ20代から加入を検討した方がいいのか

医療にかかわらず保険に加入する際には、被保険者の年齢によって保険料が決定します。これは保険料を決定する予定利率(予定死亡率・予定利率・予定事業率)のうち、予定死亡率が大きくかかわっています。よって年齢を重ねるごとに保険料が高くなっていくのです。同じ保障内容でも加入する年齢によっては保険料に差が出ます。特に、終身保障のような一定額の保険料の商品の場合、払込保険料総額にかなり差が生じます。

もちろん、保険期間中に入院等の給付を受けていれば別ですが、医療保険には年齢が若いうちに加入することをおすすめします。また、健康状態によっては希望する保障内容に加入できない場合も考えられます。健康に自信がある20代のうちに医療保険を検討することがもっとも望ましいでしょう。

自分に必要な保障を考える

生命保険文化センターの「生活保障に関する調査/平成28年度」によると、生命保険に加入している人は男女ともに約8割なのに対し、20代で加入している人の割合は男女ともに約5割と低くなっています。

20代は一般に、会社に入って間もなく、収入もまだ少ない頃です。それでも、プライベートも充実させたい時期でもあり、万が一のときの保険にかけられる金額も多くはとれないかもしれません。自分にとって最低限必要な保障は何かを考えて加入する必要があります。

保険は長期間継続する想定で組み立ててあります。でも、保険商品も日々進化していますので、新しい医療保険が出たときにはチェックしてみるのもいいでしょう。

また、結婚や出産などライフステージが変わるときは保険の見直しが必要です。ライフステージが変わると必要な保障も変わるので、その都度、自分に必要な保障を考えましょう。自分でわからないときにはファイナンシャル・プランナーなどの専門家に相談するのがおすすめです。

医療保険の加入を検討してみよう

医療保険を検討してみようかな……と思ったときが、医療保険への加入のチャンスです。保険は若いうち、そして健康に自信があるうちに加入するのがいいでしょう。

無理のない保険料からスタートして、日常に安心を得てみませんか。

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