生命保険の見積もりポイント3点。保険料だけじゃない!

(写真=fatir29/Shutterstock.com)

加入する生命保険を決める際に、判断基準となるポイントはたくさんあります。しかし、保険の話は専門用語も多く、つい保険外交員のおすすめを言われるがまま契約してしまう人も少なくありません。加入する際には、複数の商品の見積もりを比較し総合的に判断する必要があります。生命保険選びで後悔しないように、見積もりポイントを保険料以外から3点紹介します。

生命保険とは

生命保険とは、被保険者が死亡や高度障害の状態となった際に保険金が支払われる保険です。満期まで生存していた場合に生存保険金が支払われる商品も多くなっています。生命保険文化センターの「生活保障に関する調査/平成28年度」によると、生命保険の加入率は男性で80.6%、女性で81.3%となっており、多くの人が利用していることがわかります。

主な商品として、「定期保険」「終身保険」「養老保険」の3種類があるため、状況に応じて最適なものを選ぶ必要があります。

● 定期保険
保険料を比較的抑えられるかわりに保障期間が限られており、更新するたびに保険料は上がっていきます。

● 終身保険
定期保険より毎月の保険料の負担は大きい傾向がありますが、保障は一生涯継続します。中途解約した場合は返戻金を受け取ることができるため貯蓄性があるといえますが、それまで払ってきた保険料の方が返戻金より高くなってしまうケースもあるので注意が必要です。

● 養老保険
終身保険より毎月の保険料の負担は大きい傾向がありますが、満期を迎えると死亡保険金と同額を満期保険金として受け取ることができます。また、満期にまとまったお金を受け取ることができるため、終身保険より貯蓄性が高いといえます。

どの生命保険を選ぶかは状況によります。例えば、保険の乗り換えや中途解約の可能性がある場合は保険料が低めの定期保険がおすすめです。また、貯金のかわりや投資の1つとして加入する場合は養老保険が最適であるといえるでしょう。

生命保険の見積もりポイント3点

● 保障や支払いの期間
まず吟味しなければならないポイントは、保障や支払いの期間です。月々の支払保険料の負担が大きい時、終身保険や養老保険であれば、無理のない範囲で払込期間を延長できる場合があります。払込期間を変更することで月々の支払保険料を軽減することができます。しかし、保険会社や商品によっては払込期間の変更ができない場合もありますので、事前に確認が必要です。

また、複数の保険に加入している場合は保障期間が重複し、毎月の保険料負担が膨らんでしまっている方が少なくないので注意しておきましょう。

● 保障内容
例えば、養老保険は貯蓄という性質が強いため、充実した死亡保障を求めるならば、死亡保障に特化した生命保険に入ることをおすすめします。

また、保障内容を充実させるために保険の乗り換えを考えている場合は、解約するのではなく新たに必要な保険に加入するという手段もあります。なぜなら、新たに必要な保障内容のみ契約した方が、保険料は抑えられる可能性があるからです。

● 解約返戻率
終身保険や養老保険では中途解約すると、それまで支払った保険料と解約返戻率で決まる解約返戻金が支払われます。中途解約の可能性がゼロと言い切ることができないならば、なるべく解約返戻率が高い商品を選びましょう。

納得するまでたくさんシミュレーションしよう

生命保険に加入する際は保険外交員と相談して決めることもあるでしょう。その場合、必ず自分や家族などの当事者だけで考慮する時間を持ちましょう。おすすめされた商品が本当に最適なものか確認しなければなりません。

生命保険のホームページなどにあるシミュレーション機能を利用し、保険料や保障内容をじっくりと比較し最適な保険を選びましょう。保険は将来の人生設計に大きく関わるものです。なるべく時間を割いて後悔のないように行動しましょう。

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